心のままに。

心理学とスピリチュアル系のブログ。あなたが幸せに生きれますように。

人生は所詮長めのホームステイ。ホームステイという映画を見て。

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ホームステイという映画

Amazon Prime Videoでホームステイという映画が今日から配信になっている。

たまたまYou Tubeで見て、若い子向けの映画かと思っていたらびっくり。
十数年前に私が読書感想文を書くために買った本、森絵都さんの「カラフル」が原作だった。
お気に入りで、何度も何度も読んだ本だった。
時間の流れで、話はうろ覚えだったけれど結末はしっかり覚えている。
実家に置いてきてしまっていて、今はもう読むことはないけれど懐かしさに絶対見ようと思った。


そして、先ほど見終わって、原作を読んだときのように文章にしたいなと思った。

あらすじ

病院に運ばれた小林真という男の子に「シロ」という魂が入る。
時を止められる管理人に言われ、小林真が何故死んだのかというクイズに答えろと言われる。
100日間のうちに答えなければならない。
小林真の記憶はないので、色々探っていきながら正解を探していく物語。

見たあと心に刺さる

大人になって、色んな経験をして。
人生ってなんなんだろうと最近思うことがあった。
なんのために生きてるんだろうか。

この映画を見て、まあそんなこと考えなくいいかなと思った。

自分を探って、なんなんだろうと思うことが思春期にあると言われている。
心理学ではアイデンティティの確立などと言われているが、結局自分はこういう人間だと言えるようになるだけな気がする。

自分という人間が、本当に自分なのか?という証明はできない。
体は遺伝子が作り出したもの。名前は両親がつけた記号のようなもの。

人間ってなんなんだろうと私は思う。
ずっと思っている。
誰が嫌いとか好きとか、人種の違いで戦争が起こったり。
思考も複雑でめんどくさい生き物だ。

結局、考えてもムダで、今もなんとなく生きている。

人生は、所詮長めのホームステイ。
映画を見て、そう考えるとなんとなくスッキリする。

生きて、魂が入って。
寿命で死ぬまでのホームステイ。
辛いことや楽しいことは生き抜いたとき、きっといい思い出になって消えるんだろうか。

自分の人生だけど、いつか死ぬときまで気楽に生きたほうがいいかなと思った。

俳優の人たち

若い子でよく知らないけれど、すっと入ってくる演技だった。
素朴で、親しみやすい雰囲気のキャストだったので演技の邪魔をしない。
主人公の子もかっこいいけれど、美型過ぎずで夢のような存在って感じでもない。
普通の高校生らしさが出ていた。

女の子たちも、同じく普通に高校生らしくてよい。

夢のような映画じゃなくて、ファンタジー映画だけどごく普通の高校生に見えるのでいいキャストだと思った。

最後に

Amazon Prime会員じゃないと見れないけれど、オススメな映画だと思う。
原作ファンで、違うなと思うところもあると思うけれど私はほぼ忘れてたので楽しく見れた。
原作の映画化作品ほぼそうだけれど別物の作品として見たほうがいいと思う。

人生に疲れた人とか見てほしいなと思う。
心に残る映画を久々に見たなあ。